2020/07/02
皆さん、こんにちわ!
今回も小童営業マンのまっちゃんに宜しくお付き合い下さいませ!
さて、今回は前回のぱくてむ語りにて告知した通り、
高い視認性とコミュニケーションを円滑にするために、
窓を大きく取ることについての開発裏話・秘話を御紹介致します!
前回の更新で書きましたが、『富岳』のシミュレーション結果を参考に開発がスタートしています。
一般的なテーブルや机は700㎜前後の高さがあるので、
1400㎜の高さを再現する為には、700㎜のパーテーションである必要が有ります。
デスクの上に700㎜というと相当な高さになるので、
窓が無ければかなりの圧迫感を感じることは弊社内で試験しました。
そこで視認性を高めること、圧迫感を無くすことを目標に窓を大きめにとって、
アクリル製のパーテーションに負けないコミュニケーション能力の獲得を目指しました。
窓が大きくなると必然的に剛性が落ちてしまいますが、
そこについては次回改めてお話させて頂きます。
コミュニケーション能力の獲得の為には透明度の高いフィルムが必要です。
アクリル板を利用しようかと思いましたが、この大きさだと重くなり、
手軽で無くなると同時に、倒れてしまった時の危険性を感じました。
今度はPEのフィルムとPPのフィルムを試してみましたが、
PEはシワが寄ってしまい耐久性に問題が出てしまいました。
PPに関しては剛性は問題無かったのですが、少し透明性に物足りなさを感じ、
更にキズも付きやすく、作業性に難がありました。
困っていた時にPETフィルムを試したところ用途にピッタリで、
透明度も高く、シワも寄り辛く、作業性も悪くないことが検証出来たので、
これを採用し、今回の製品化へと至りました。
日頃様々な包装資材を取り扱っている経験が活きて、
視認性の高い大きな窓という課題をクリア出来ました。
次回はある程度の使用期間でも問題の無い耐久性についてお話させて頂きます。
それでは次回の更新でお会い致しましょう!
2024年04月10日
2023年12月08日
2023年11月21日
2022年12月16日
2021年11月22日